婦人会の歩み
総務部
新年明けましておめでとうございます。 皆様方には、希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお喜び申し上げます 2年前の岡山国体の開催以来、昨年は全国生涯学習フェスティバルが開催され、私たち岡山市連合婦人会は、この全国大会への参加を中心に、婦人会の諸行事を精力的にこなしてまいりました。これらの大きな行事の中で、私たちは、多くの県外の人やほかの市町村の人そして地区学区の人々と交流をすることができ、私たち婦人会の方も元気をいただいたのではないかと思います。 また、各地区学区の婦人会の会員の方が積極的に参加をしてくださり、感謝申しあげるとともに、今後の婦人会のまちづくりの活動に生きて働くと信じております。 また、岡山市は、政令指定都市を目指して、二度の合併を行い、婦人会・栄養改善協議会はさまざまな活動を通して交流を深めてまいりました。交流を通してお互いの心が交じり合い活動の方法を参考にし合いながら、ひいては自分たちの地区学区へ生かすことが出来ていると思います。 私たち婦人会は「開かれた自立した婦人会」を目指し、より多くの情報を共有する努力をしております。その一つが広報活動であります。全体での活動はもちろん、各地区学区の活動やその地区学区の人々の顔や情報が提供され、婦人会の活性化はもちろん、婦人会を地域の多くの人々に知っていただきご理解をいただく機会を増やしていただいたことは、本当にありがたいことだと思います。おかげさまで、JA岡山女性部青年部、京都市婦人会、姫路市、鳥取市との交流も大変有意義であったと思います。 今年も、一つでも多くの組織や団体との交流を重ねて、より多くの情報をみんなが共有しそれを地域に広げることによって、岡山市やそれぞれのまちのまちづくりに貢献できる婦人会になりますよう「明るい元気な地域のお母さん」として頑張りましょう。
今西氏が商社マンとして海外勤務時代に感じられた経験から、国際感覚、国際理解また世界の常識と日本の常識の差も、子どもの時から培い経験しておくことが、国際社会で敬愛される日本人となるために大切なことである。その想いが「こくさい子どもフォーラム岡山(インターキッズ)」と「国際塾」の会長をされたきっかけだそうです。 今、地域に欠けていることは経済的には豊かになったが、心が貧しくなっている。自然と文化、市民と行政の関係が不足している。また、教育は学校だけのものではなく、お互いに教えあい学びあう生涯学習であると指摘されました。そして5つのことを考えて(守って)欲しいと結ばれました。
岡山大学時代は専門の「経営工学」の立場からロボットの高性能化の研究開発に取り組んできた。現職になり、大学と地域の企業や行政との協力関係を築く「産学官連携センター長」に就いたことから、安倍総理の「美しい国」も理解できるようになったし、岡山市連合婦人会の努力目標「日本の心を育てよう」にも自分の仕事との共通点を見出すことが出来る。戦前の日本は≪「人」の時代≫であり、4世代家族のような多世代家族も多く、地域相互依存型の社会であった。質素倹約・勤勉・気配り・手先の器用さ・女性の忍耐強さなどの日本人の特質が日本の伝統や文化を支えてきた。高度経済成長時代は≪「もの」の時代≫であり、日本はトップランナーとしての米・欧の後を追い、大量生産大量消費による、便利さ・快適さ・安全性を追求してきた。職場や家庭の機械化により女性の社会進出も進み、3C(車・クーラー・カラーテレビ)時代を謳歌した。さらに≪「情報」の時代≫となり、豊かな生活を享受し、個人主義も浸透してきた。コンピューターや携帯電話は情報伝達を高速化し、TV・VTR・ゲーム機の普及は見る時間や遊ぶ時間の増加に繋がり「受身の姿勢」が多くなった。ロボットの研究開発も進み、性能も良くパワーもあるすばらしいロボットも生産できるようになった。「トヨタ」が業界トップの地位を占めたように、日本にとって欧米はもう目標でもなければ見習うこともなくなった。今後トップランナーとしての日本の目指すべきは≪「人」の時代≫であり、「美しい国」は、時代に即応した新しい人間関係を確立し、日本人の特質の復活も考慮に入れて、地域の活動のありかたを模索しながら創らねばならない、核家族が進行し、高齢者世帯や独り暮らしの世帯も大幅に増えているので、これに対応した地域のネットワークづくりが今求められている。トヨタの栄光を参考に、今後の「人づくり」・「地域づくり」を考えると@現場を見る(現状把握)A世の中は絶えず変動している(乗り遅れるな)Bなぜそうするのか答えられるように(信念を持つ)C「感動すること」が大切であり、これらが基本になると思う。最後に佐藤会長より「地域づくりには地域を熟知した婦人会が“要”として果たす役割が大きいので、婦人会活動に応援をいただいた」と謝辞があった
梅雨も中休みの6月29日、岡山北ふれあいセンターで開催の婦人リーダー養成研修会に初めて出席させて頂きました。会場に入るや演題の「地域社会と技術」講師 岡山商科大学副学長大崎紘一先生と大きな文字が目に入りました。先生は工学博士であられ、殊にロボットに関しては究極とのご紹介があり今回のテーマ「心のかようまちづくり」はさぞやお堅いお話だろうとふと頭を過ぎりましたが、温和なお人柄と伺われるソフトなお話し振りに少し緊張もほぐれました。先ず現代社会に於いて人々の生活の多様化に伴い、男女共同参画社会も広がり女性の社会進出はめざましくそのウエートを大きく評価されました。先進国我が国の産業発展は著しく、殊に豊かで天井知らずの情報化社会に生きている私共は快適、便利さは言うまでもないが、ややもすれば個人主義に流れ易く連帯意識のうすれが危ぶまれることから、先ず身近な家庭生活に於いては「和」は勿論のことそれぞれの立場の家事分担を円滑に、そして近隣のコミュニケーションを図り、地域におけるその立場(町内会、学校区、子供、男性、女性、高齢者等)を尊重し各分野にできるだけ参画することで、心のかよう元気で安心して住める地域社会が広がる意識の高揚を話されました。又、先人の残された郷土の歴史文化の継承も忘れてはならない大切なこと。先生は「ものづくり」の立場から常に地域に目を向けられ、私共に温かいご理解とエールをくださいました。私も、今迄忘れ気づかずに過ごしていたことに反省することばかりでした。この研修会で認識が深められ、少しでも地域に役立ちたい思いで一杯になりました、有意義な研修会に参加させていただき、有難うございました。 庄内学区 笹井早苗
今年は、少し桜の開花が遅れましたが、今や美しい花の姿を見せ岡山の春を身も心も感じる頃となりました。そして平成18年度も、いよいよスタートいたしました。本日は、第61回、岡山市連合婦人会総会並びに婦人大会の開催に当たり、会員の皆様には、早朝より、遠路、多数ご参加を頂き本当に有り難うございます。さて、岡山県内野副知事様、岡山市天野助役様はじめ多数のご来賓の皆様におかれましては、日頃より、私たち連合婦人会に対しまして、絶大なるご理解とご支援を頂いておりますことに対しまして、会員一同、厚く御礼を申し上げます。そしてまた、本日は、年度始めの大変お忙しい中を、私たちの会のためにご臨席賜り、この大会に“華”を添えていただきますことを、重ねて厚く御礼を申し上げます。
さて、平成17年度は、国体、オリンピック、WBCとスポーツで大変盛り上がった年でした。とりわけ岡山では国体と障害者スポーツ大会が開催され、連合婦人会にとっても、大いに力を発揮できた記憶に残る年だったと思います。昨年は国体の年でしたが、今年も結成60周年の記念大会という連合婦人会にとって大きな行事があります。
ところで、ご存じの方が多いと思いますが、漫画のサザエさんも今年連合婦人会と同じ60周年を迎えると言うことです。連合婦人会が結成された昭和21年にサザエさんは九州の地方新聞に4コマ漫画として登場しました。皆さんはサザエさんの歳をご存じでしょうか。設定では24歳ということになっているそうです。今日の感覚で言う24歳のイメージとはずいぶん違うなという印象を受けます。サザエさんが当時の一般的な24歳だとすると、現代の若い人たちはずいぶん幼く見えます。それは単に姿形の印象だけではありません。サザエさんの家族やご近所との関わり方をみていると、人との関わりの中で彼女は、たくさんの役割を持ち、生き生きとその役割をこなしています。今日の若い人たちが「モラトリアム」と言われ、社会的な役割をなかなか担わないのとは対照的です。サザエさんの中で描かれているような世界はもはや、今日では稀少になっています。この60年の間にこの国の家族形態や地域のあり方は急激な変化を遂げ、女性の生活を変えていきました。核家族化や女性の社会進出に伴い、特に若い人は、役割を持って地域で活動することが、なかなか出来なくなってきているという現実があります。婦人会に若い会員が少なくなってきたのもこうした時代の宿命といえるかも知れません。でもこのことは、若い人が地域や社会のことに無関心になったということではないと私は思います。現代の若者は個人主義的だとよく言われますが、他人のことには無関心というマスメディアの作ったイメージは誤っていると思います。昨今のボランティアブームやNPOを支えているのも多くは若い人たちです。このように考えると、直接、地域の活動に関わっていない(関われない)若い人たちも含め、婦人会はいろいろな思いを抱いている人々の「代弁者」でなければならないと思います。大きな災害があり、何とか被災地を支援してあげたいと思うとき、一人では何をすればよいのか分からない。しかし婦人会を通して援助をしてあげることは出来ます。「スーパーの買い物袋が無駄だと思う」「通学路の安全が気になる」「川にゴミが棄てられている」日常の中で、気付くことは、数限りなくあります。しかし、一人の力ではどうしていいのか分からない。でも、婦人会を通して、問題提起をしたり、活動に繋げることはできます。若い人たちの発するメッセージは小さいものかもしれません。しかし、どんな活動も最初は小さなメッセージから始まっています。次の世代を担う人たちのその小さなメッセージを地域のリーダーである、つまり私たち婦人会の皆さんは、しっかり感じ取っていただき、これからも様々な思いの「代弁者」であってほしいと思います。婦人会60周年の節目を迎えるに当たって、今年も知恵と力を出し合って、町づくりのために貢献いたしましょう。終わりに当たりまして、ご参会の皆様方のご健康とご活躍を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。有難うございました。
「地方の文化パワーと町衆の心意気」
―大原美術館と全国の文化拠点をヒントに考える―
日本文化を支えているのは、地方文化を担う町衆のパワーで、昭和21年からはじまった婦人会の活動そのものが町衆のパワーであり、活動を通じて次の時代のパワーを育てて頂きたい。 現在、倉敷に大原美術館があり、地方から世界に文化を発信し続けている。それは、石井十次、児島虎次郎、大原孫三郎が福祉の心を持って、質のよい日本と世界文化の出会いを準備したからで、作品を選ぶ中にも日本の心が入っている。