婦人会の歩み
総務部
1月13日(水)ピュアリティまきびで、各地区、学区の役員140名が参加して1月の評議員会。 そのあと11時より恒例の岡山市連合婦人会新年互例会が高谷茂男市長はじめ市関係の国会議員や県議・市議など多数のご来賓をお迎えし、約180名が出席して盛大に開催された。 はじめに佐藤久子会長が新年の挨拶(別掲)をし、続いて高谷市長より「街づくりには女性の力が必要。住みたい街おかやま、美しい心の街おかやまを一緒に創っていきましょう」と力強いエールをいただいた。引き続き、宮武市議会議長・山脇教育長はじめご来賓の代表者からあたたかいご祝辞をいただいた。第二部は角山学区有森氏の朗々たる吟詠「初夢」に始まり、出席者による歌やパ フォーマンスがつぎつぎに披露された。また七福神に仮装した来賓らが福アメを配り会場が盛り上がった。最後にみんなが手をつないで大きな輪になり「四季の歌」を合唱。みんなの心が一つになったところで閉会となった。
平成21年4月15日、岡山市民会館で第64回岡山市連合婦人会総会並びに政令指定都市移行記念婦人大会が約1500名の会員と多くの来賓を迎えて盛大に開催された。
第1部総会では、開会の挨拶に続いて感謝状の贈呈が行われた後、ご臨席いただいた来賓の方々を代表して石井岡山県知事、谷岡山市長などから婦人会に対する熱い期待と激励の祝辞を頂いた。佐藤会長から、4月1日に念願だった政令都市になり感無量。 市の格が上がったのだから、それにふさわしい婦人会としての品格を持ち、婦人会活動の原点である「奉仕の心」を大切に「市民が住み続けたい街」にするために「今わたしたちに何が出来るか」を考えみなさんと一緒に一つ一つ取り組んでいきたいと力強い開会挨拶があった。
議事に入り、平成20年度事業・決算、21年度事業計画案・予算案が承認されました。 また、本年度は役員改選の年にあたり佐藤会長以下新執行部役員が決まり(別掲)政令指定都市元年がスタートした。 第2部政令指定都市移行記念婦人大会では、岡山県自然保護センター主任研究員の井口萬喜男氏が「鶴とともに生きる」という演題で氏が昭和53年から30余年にわたり鶴一筋に取り組んでこられた丹頂鶴とのかかわりをビデオを交えながら話をされた。世界で初めての人工孵化の苦労やひなの誕生・成長の喜び、野外での飼育の模索、飛翔訓練、鶴の夫婦愛、子育てなど興味深く話しを聞いた。特にあまり深くかかわりすぎると、鶴が自分は人間だと思い込み、鶴の仲間に入れなくなる。「刷り込み」に気をつけないといけないという言葉が心にのこった。「鶴が住みやすい自然環境は人間にもやさしい環境。近い将来県内各地で優雅に舞う丹頂鶴の姿が見られたらうれしい」と結ばれた。
感謝状贈呈者
長年婦人会長を勤められ 昨年3月末で退かれたお二人に、山脇教育長より感謝状が贈られた 大野学区 井上旻子さん(在任17年) 富山学区 故波柴美保子さん(在任16年) ご主人が代わって受けられた
受賞のお礼
庄内学区コミュニティ−協議会 会長 江口 信行 この度、庄内学区コミュニティ−協議会が岡山市愛の泉横山民記念賞を受賞し表彰式に出席させていただきました。 受賞した27の個人および団体はいずれも頭が下がる素晴らしい活動をしていました 。このような中に当コミュニティ−協議会が仲間入りできたことは誠に光栄で皆様とともに喜びたいと思います。これもひとえに、婦人会を中心としたクラブ活動、講座、栄養改善協議会、愛育委員会などの活動や利用してくださる方々の日々の活動が評価されたものと感謝しています。これを契機に当コミュニティ−協議会がますます発展するよう地域の方々と共に努めて行きたいと考えていますので今後ともご支援のほど宜しくお願いします。
「横山民記念賞」を受賞して 若松俊子
梅花香るよき日、思いがけず第20回「岡山市愛の泉賞」を頂きましたことは大きな喜びです。
10年余、婦人会活動を多くの方々と共にさせていただきました。学区にあっては、それまでのほとんどの生活が学区外を舞台にしていたので、自分の地域を知り身近でお世話になっていた皆さんと一緒に活動でき、本当に幸せでした。 岡山市連合婦人会の中では、広報啓発部を担当し新聞発行にかかわりました。 戦後いち早く市民生活の復興と幸せを願って、日常のあらゆる場において地域のお母さんとして、無償の愛で奉仕することを意とし、実践してこられた先人の足跡に感銘しました。 移り変わる社会情勢の中で、伝統ある良き面を引きつぎ、現在を見つめて活動している会員の努力や実践活動を広報する事に努めました。しかし、微力な私をいつも支えてくださった会員の皆様、ことに一緒に活動した広報啓発部の方々のお力の賜物として今回の受賞があったのです 。任期中に岡山国体の開催や連合婦人会が60周年を迎え、その記念誌を発行できたことは生涯忘れることはできません。 敬愛する会員の皆様から多くのことを学ばせていただき、ご指導してくださったことに対し、感謝の意を表します。
このたび、特に「横山民記念賞」を頂きましたことは、私にとって何より嬉しいことです。 今後とも、岡山市連合婦人会のますますの発展を願って受賞のお礼のことばとさせていただきます。
「政令市岡山とともに成長を」 岡山市連合婦人会会長 佐藤久子 新年明けましておめでとうございます。 皆様方には、希望あふれる輝かしい新春をお迎えのことと、お喜び申し上げます。加えて、岡山市の政令指定都市としてのスタートの年でありますことを、皆様方とご一緒に喜び合いたいと思います。 昨年の年頭に申し上げました通り、私たち岡山市連合婦人会は、県内外の多くの方々と交流をさせていただきました。4月には姫路市、鳥取市との三都市交流を、そして7月には鳥取市男女共同参画事業に参加させていただき、参画事業について勉強をいたしました。 また、秋の評議員研修では、環境問題に京都議定書締結以来熱心に取り組んでおられる京都市女性連合会の方と意見交換を致しました。今後の私たちの環境の活動に参考にしたいと思います。 さらに、政令指定都市の婦人会としては、大先輩に当たる女性連合会の方から、全国の政令指定都市の婦人会の在り方についても、いろいろとアドバイスもいただけたように思います。 また、昨年は、協同のまちづくり活動として、子育て応援団となって絵本づくりの応援をしたり、岡山市の「市の鳥」をつくる活動を提案してきました。また、岡山市の事業の安全安心出会い事業の中の一つを実施しましたが、平成21年には、この事業を全部婦人会が共催させていただくことになりました。 今年は、4月の政令指定都市移行に伴い、生活者としては、区役所の役割や市民サービスについて、新しく勉強しなければならないことがたくさんあります。 また、ごみと環境問題への取り組みや、さらに、3月から5月には全国都市緑化岡山フェアが岡山市を中心に開催され、私たち婦人会も食育部門で参加をする予定です。 これらの学習や活動には、各地区学区の婦人会の皆さんの参加協力が絶対に欠かせません。一見忙しいようですが、平時の婦人会の活動に加えて、県や市の行事や活動に参加させていただいて、政令指定都市の中の岡山市連合婦人会として成長していけることを願っています。石原信雄先生の言われたように、「存在感のある政令市」となりますように、私たち岡山市連合婦人会も、「笑顔で明るい生き生き婦人会」として、安全・安心な地域づくりに参加してまいりましょう。
11月8日、第38回岡山県婦人協議会備前地区大会を 社団法人岡山県婦人協議会主催で吉備中央町の「きびプラザ」で開催した。
初秋らしい紅葉の中小雨模様ではあったが会場は、備前地区7組織約230名の参加者の熱気で華やいでいました。 岡山市連合婦人会から45名が参加しました。 大会テーマは “自分らしく輝いて”である。初めに「岡山県婦人会歌」の斉唱、水野三重子岡山県婦人協議会会長より 「婦人会は、地域を支える団体であり、今こそ、何をすればよいのか考え、全国の皆さんが手を携えて活動しましょう」と力強い挨拶があった。
続いて主管の加賀郡婦人協議会会長や来賓の挨拶等あり、その後講演が行われた。 演題「ちょっとかわった夫婦です、でも自分らしく生きています」講師はMOMO工房の元井恵子、元井哲治夫妻で、夫妻は脱サラし兵庫県から岡山県北に居を構え木工の工房をしています。 夫婦お互いが同等で、尚且つお互いがお互いを必要としている姿勢です。始終「二人で!」という言葉がでてきて 非常に印象に残るお話だった。 地域との係わり合いに最初は戸惑いもあり、悩んだ時期もあったそうです。 現在ではそのスタンスも理解していただき「わたしたちの生活は男女共同参画です」と締めくくられそれがとても自然な生き方に感じられ感銘を受けました。 来年当番の玉野市婦人協議会長の、招待宣言で和やかに終了した。
昼食時に地元婦人会の皆さんによる、傘踊り、銭太鼓等を観覧し、帰りはなんだか楽しく紅葉の美しさと共に心の癒される思いでした。
小春日和の11月13・14両日、岡山市連合婦人会恒例の評議員研修を評議員68名と市職員2名が2台のバスで林原駐車場を出発し実施した。
京都市智積院館内で精進料理の昼食をとり、交流会場の「ひと・まち交流館京都」に向かった、 そこで京都市地域女性連合会の会長らと交流した、 京都は、新しい京都、古い京都が入り混ざった少し他の都市とは趣の違う沿道を見ながら山々の景色に心を癒されながらホテルに到着。 翌日も見事な快晴。大原の郷には春と同じような風景・タンポポが咲いていたり、さくらが花をつけていたり、三千院を参拝し木々の紅葉を愛でた。 その後、銀閣寺へ、庭のもみじは特別な紅色でその美しさには思わず息を呑んだ。 哲学の道約2キロは私たち中年、熟年女性にはいささか厳しいかと思われたが、三々五々数人のグループでゆっくり、のんびり、趣のあるコーヒーショップなどもあって休みながらの散策、買い物をした。 途中法然院、若王子神社、永観堂等に寄りながら2時間をたっぷり楽しみ南禅寺に到着した。 南禅寺で記念写真を撮り、おそい昼食の京都名物豆腐料理に満足し帰路についた。 研修、交流、親睦と充実した2日間だった。 又明日から地域でがんばろうと元気がでた。
11月13日(木)、京都市地域女性連合会との交流会が「ひと・まち交流館京都」で京都市地域女性連合会より西脇悦子会長ほか副会長2名 教育委員会生涯学習部3名 環境局まち美化推進課2名と岡山市連合婦人会より 佐藤久子会長他評議員計68名 教育委員会生涯学習課2名参加で開催した。
まず、西脇会長より「おもてなしの心でお迎えしたい。昨年は岡山へ行かせてもらって感謝。私たちは今年60周年を迎えた。 お互いに学習や交流を深め、ともども、いい地域になればと願っている」と歓迎の言葉。 続いて佐藤会長が「岡山市も来年4月1日、政令市移行が決定。 また、ごみの減量化、資源化を進めるべく雑紙回収・家庭用てんぷら油の回収・ごみ有料化など始めようとしている。 婦人会でも、講習会など開いて学習をしているが、貴会では環境問題にいち早く取り組まれ、大きな成果を挙げておられるので、いろいろ勉強をして帰りたい」と挨拶。続いて西脇会長より京都市地域女性連合会の活動紹介があった。
京都市地域女性連合会(会員5万人)は11の行政区を持ち京都市を代表する社会教育団体として女性の自立と社会参画を推進する先進的な活動を展開。 学習と実践を両輪として、さまざまな地域活動に取り組んでいるが、今回は環境問題特に、使用済みてんぷら油の活用(バイオ・ディーゼル燃料)について副会長やまち美化推進課の方から説明を聞いた。 京都市では地球温暖化京都会議をきっかけに、平成9年から使用済みてんぷら油の回収を6箇所で開始した。11年経過の今は市内全学区の9割り1309拠点で実践している。 回収した油は、環境にやさしいバイオ・ディーゼル燃料に精製され、現在ごみ収集車と一部の市バス合わせて270台に使用されている。意見交換、質疑・応答のあと佐藤会長より「岡山はこれから取り組みを始めるところでどんな問題がでてくるのか具体的には分からないが、今日のお話をヒントに一つ一つ学習しながら各地域で実践していきたい」とお礼。 そのあと、ガラス張りのモダンな建物の館内施設の概要を聞き、交流しながら案内していただいた。
赤十字奉仕団備前地区研修会を、11月1日(土)岡山赤十字看護専門学校の体育館で婦人会員20名を含む57名の参加で開催した。
研修1では赤十字についてのテーマで、指導講師、黒田員米氏の「幸せの基準」という講演を聴いた。 幸せとは個人によって様々であるがボランティアにとっての心構えの一つとしては、とにかく被災者の話を聞いてあげること、それが被災者の幸せになるのでは等、誰にでもできることを話された。 黒田氏にとっては初講演で今回が講演会デビューだそうで、熱の入った話しぶりに参加者皆さん熱心に耳を傾けました。
午後からの研修2では救急法(包帯法)について、救急法指導員、前田晁氏の実践で三角巾の使い方を習った。 前田氏によると三角巾1枚あればどんなものでも包めるという、皆で四苦八苦しながら取り組んだ。 赤十字奉仕団の一員として、しっかり勉強でき、又奉仕することの大切さを学んだ研修でした。
平成20年6月12日(木)・13日(金)、32名の地区・学区会長が参加して広島県江田島市及び呉市へ研修に行った。
1日目は、まず江田島市にある旧海軍兵学校を見学。風光明媚な地にある旧海軍兵学校は、明治21年東京築地からこの江田島に移転され、以来終戦まで世界三大兵学校として広く世界にその名を知られました。
現在は海上自衛隊第1術科学校と幹部候補生学校となり、ここで教育訓練を受けた学生や幹部候補生が自衛官として各地で活躍されているとの事です。 昔のまま残る総御影石の白亜の大講堂・赤煉瓦の生徒館など名ガイドの説明に聞き惚れながら見て廻り、特に人間魚雷といわれる特殊潜航艇や特攻隊員の遺書や遺品を展示してある教育館での見学は胸にこみ上げるものがあり、この方達の尊い犠牲の上に今の平和があることを痛感した。 その後、国民宿舎能美海上ロッジで「江田島市のまちづくり」について2名の講師による基調講演があった。「ひとづくり」「まちづくり」のユニークな取り組みを、情熱を持って実践していることに感銘を受けた。二日目は評議員会後、平成17年呉市にオープンした海事歴史科学館「大和ミュージアム」の見学をした。 日本の近代化の礎となった造船、製鋼を始めとした各種の科学技術を当時の生活・文化に触れながら紹介している。10分の1サイズの戦艦大和、零戦や人間魚雷「回天」の実物などが展示されている。 天候にも恵まれた二日間、「心のかようまちづくり」をテーマに、地域の活性化や地域社会の連携について学習し、また平和について深く考えさせられた有意義な研修でした。
今西氏が商社マンとして海外勤務時代に感じられた経験から、国際感覚、国際理解また世界の常識と日本の常識の差も、子どもの時から培い経験しておくことが、国際社会で敬愛される日本人となるために大切なことである。その想いが「こくさい子どもフォーラム岡山(インターキッズ)」と「国際塾」の会長をされたきっかけだそうです。 今、地域に欠けていることは経済的には豊かになったが、心が貧しくなっている。自然と文化、市民と行政の関係が不足している。また、教育は学校だけのものではなく、お互いに教えあい学びあう生涯学習であると指摘されました。そして5つのことを考えて(守って)欲しいと結ばれました。
岡山大学時代は専門の「経営工学」の立場からロボットの高性能化の研究開発に取り組んできた。現職になり、大学と地域の企業や行政との協力関係を築く「産学官連携センター長」に就いたことから、安倍総理の「美しい国」も理解できるようになったし、岡山市連合婦人会の努力目標「日本の心を育てよう」にも自分の仕事との共通点を見出すことが出来る。戦前の日本は≪「人」の時代≫であり、4世代家族のような多世代家族も多く、地域相互依存型の社会であった。質素倹約・勤勉・気配り・手先の器用さ・女性の忍耐強さなどの日本人の特質が日本の伝統や文化を支えてきた。高度経済成長時代は≪「もの」の時代≫であり、日本はトップランナーとしての米・欧の後を追い、大量生産大量消費による、便利さ・快適さ・安全性を追求してきた。職場や家庭の機械化により女性の社会進出も進み、3C(車・クーラー・カラーテレビ)時代を謳歌した。さらに≪「情報」の時代≫となり、豊かな生活を享受し、個人主義も浸透してきた。コンピューターや携帯電話は情報伝達を高速化し、TV・VTR・ゲーム機の普及は見る時間や遊ぶ時間の増加に繋がり「受身の姿勢」が多くなった。ロボットの研究開発も進み、性能も良くパワーもあるすばらしいロボットも生産できるようになった。「トヨタ」が業界トップの地位を占めたように、日本にとって欧米はもう目標でもなければ見習うこともなくなった。今後トップランナーとしての日本の目指すべきは≪「人」の時代≫であり、「美しい国」は、時代に即応した新しい人間関係を確立し、日本人の特質の復活も考慮に入れて、地域の活動のありかたを模索しながら創らねばならない、核家族が進行し、高齢者世帯や独り暮らしの世帯も大幅に増えているので、これに対応した地域のネットワークづくりが今求められている。トヨタの栄光を参考に、今後の「人づくり」・「地域づくり」を考えると@現場を見る(現状把握)A世の中は絶えず変動している(乗り遅れるな)Bなぜそうするのか答えられるように(信念を持つ)C「感動すること」が大切であり、これらが基本になると思う。最後に佐藤会長より「地域づくりには地域を熟知した婦人会が“要”として果たす役割が大きいので、婦人会活動に応援をいただいた」と謝辞があった
梅雨も中休みの6月29日、岡山北ふれあいセンターで開催の婦人リーダー養成研修会に初めて出席させて頂きました。会場に入るや演題の「地域社会と技術」講師 岡山商科大学副学長大崎紘一先生と大きな文字が目に入りました。先生は工学博士であられ、殊にロボットに関しては究極とのご紹介があり今回のテーマ「心のかようまちづくり」はさぞやお堅いお話だろうとふと頭を過ぎりましたが、温和なお人柄と伺われるソフトなお話し振りに少し緊張もほぐれました。先ず現代社会に於いて人々の生活の多様化に伴い、男女共同参画社会も広がり女性の社会進出はめざましくそのウエートを大きく評価されました。先進国我が国の産業発展は著しく、殊に豊かで天井知らずの情報化社会に生きている私共は快適、便利さは言うまでもないが、ややもすれば個人主義に流れ易く連帯意識のうすれが危ぶまれることから、先ず身近な家庭生活に於いては「和」は勿論のことそれぞれの立場の家事分担を円滑に、そして近隣のコミュニケーションを図り、地域におけるその立場(町内会、学校区、子供、男性、女性、高齢者等)を尊重し各分野にできるだけ参画することで、心のかよう元気で安心して住める地域社会が広がる意識の高揚を話されました。又、先人の残された郷土の歴史文化の継承も忘れてはならない大切なこと。先生は「ものづくり」の立場から常に地域に目を向けられ、私共に温かいご理解とエールをくださいました。私も、今迄忘れ気づかずに過ごしていたことに反省することばかりでした。この研修会で認識が深められ、少しでも地域に役立ちたい思いで一杯になりました、有意義な研修会に参加させていただき、有難うございました。 庄内学区 笹井早苗
今年は、少し桜の開花が遅れましたが、今や美しい花の姿を見せ岡山の春を身も心も感じる頃となりました。そして平成18年度も、いよいよスタートいたしました。本日は、第61回、岡山市連合婦人会総会並びに婦人大会の開催に当たり、会員の皆様には、早朝より、遠路、多数ご参加を頂き本当に有り難うございます。さて、岡山県内野副知事様、岡山市天野助役様はじめ多数のご来賓の皆様におかれましては、日頃より、私たち連合婦人会に対しまして、絶大なるご理解とご支援を頂いておりますことに対しまして、会員一同、厚く御礼を申し上げます。そしてまた、本日は、年度始めの大変お忙しい中を、私たちの会のためにご臨席賜り、この大会に“華”を添えていただきますことを、重ねて厚く御礼を申し上げます。
さて、平成17年度は、国体、オリンピック、WBCとスポーツで大変盛り上がった年でした。とりわけ岡山では国体と障害者スポーツ大会が開催され、連合婦人会にとっても、大いに力を発揮できた記憶に残る年だったと思います。昨年は国体の年でしたが、今年も結成60周年の記念大会という連合婦人会にとって大きな行事があります。
ところで、ご存じの方が多いと思いますが、漫画のサザエさんも今年連合婦人会と同じ60周年を迎えると言うことです。連合婦人会が結成された昭和21年にサザエさんは九州の地方新聞に4コマ漫画として登場しました。皆さんはサザエさんの歳をご存じでしょうか。設定では24歳ということになっているそうです。今日の感覚で言う24歳のイメージとはずいぶん違うなという印象を受けます。サザエさんが当時の一般的な24歳だとすると、現代の若い人たちはずいぶん幼く見えます。それは単に姿形の印象だけではありません。サザエさんの家族やご近所との関わり方をみていると、人との関わりの中で彼女は、たくさんの役割を持ち、生き生きとその役割をこなしています。今日の若い人たちが「モラトリアム」と言われ、社会的な役割をなかなか担わないのとは対照的です。サザエさんの中で描かれているような世界はもはや、今日では稀少になっています。この60年の間にこの国の家族形態や地域のあり方は急激な変化を遂げ、女性の生活を変えていきました。核家族化や女性の社会進出に伴い、特に若い人は、役割を持って地域で活動することが、なかなか出来なくなってきているという現実があります。婦人会に若い会員が少なくなってきたのもこうした時代の宿命といえるかも知れません。でもこのことは、若い人が地域や社会のことに無関心になったということではないと私は思います。現代の若者は個人主義的だとよく言われますが、他人のことには無関心というマスメディアの作ったイメージは誤っていると思います。昨今のボランティアブームやNPOを支えているのも多くは若い人たちです。このように考えると、直接、地域の活動に関わっていない(関われない)若い人たちも含め、婦人会はいろいろな思いを抱いている人々の「代弁者」でなければならないと思います。大きな災害があり、何とか被災地を支援してあげたいと思うとき、一人では何をすればよいのか分からない。しかし婦人会を通して援助をしてあげることは出来ます。「スーパーの買い物袋が無駄だと思う」「通学路の安全が気になる」「川にゴミが棄てられている」日常の中で、気付くことは、数限りなくあります。しかし、一人の力ではどうしていいのか分からない。でも、婦人会を通して、問題提起をしたり、活動に繋げることはできます。若い人たちの発するメッセージは小さいものかもしれません。しかし、どんな活動も最初は小さなメッセージから始まっています。次の世代を担う人たちのその小さなメッセージを地域のリーダーである、つまり私たち婦人会の皆さんは、しっかり感じ取っていただき、これからも様々な思いの「代弁者」であってほしいと思います。婦人会60周年の節目を迎えるに当たって、今年も知恵と力を出し合って、町づくりのために貢献いたしましょう。終わりに当たりまして、ご参会の皆様方のご健康とご活躍を祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。有難うございました。
「地方の文化パワーと町衆の心意気」
―大原美術館と全国の文化拠点をヒントに考える―
日本文化を支えているのは、地方文化を担う町衆のパワーで、昭和21年からはじまった婦人会の活動そのものが町衆のパワーであり、活動を通じて次の時代のパワーを育てて頂きたい。 現在、倉敷に大原美術館があり、地方から世界に文化を発信し続けている。それは、石井十次、児島虎次郎、大原孫三郎が福祉の心を持って、質のよい日本と世界文化の出会いを準備したからで、作品を選ぶ中にも日本の心が入っている。